能役者が語る鬼の能第6回砕動の鬼④「山姥その2」2026年10月16日(金)14:00(開場13:30)
十四世紀から途切れることなく継承され続けている舞台芸術として「ユネスコ無形文化遺産第一号」に指定された能楽(猿楽)は、日本ならではの神仏習合の信仰、もののあわれ、幽玄の美が凝縮された日本文化の根幹ともいえる芸能です。
京都を拠点として活動を広げる能役者・味方玄氏による歌舞伎座花篭講座。今期のテーマは「鬼の能」です。ひとくちに「鬼」といっても、その姿、存在、心根はまことに多彩。世阿弥が「勢形心鬼」と表現した力動風、「形鬼心人」と表した砕動風、それぞれの鬼の正体を、演者ならではの視点から紐解いてまいります。
最終回は「砕動の鬼①」で語りきれなかった『山姥』の続編です。
①を受講されていなくてもお楽しみいただけるよう、前半を振り返りつつ、後半をメインに実演も含めながら徹底解説していきます。
山深くに棲む鬼女・山姥…その山廻りを曲舞にして人気を博した都の遊女・百萬山姥の前に現れた真の山姥が、己が境涯と人生の苦しみの輪廻を重ねあわせて舞い、謡い、仏法の節理を説く。月明かりの下、峰々を渡り、谷に声を響かせ、時空を超えてかけめぐる壮大な世界。まさに語り尽くせぬ『山姥』の魅力、お聴き逃しなく!
【詳細】
日時:2026年10月16日(金)14:00開始(開場13:30/終了15:30頃)
場所:神楽坂矢来能楽堂
参加費:4,000円/青少年1,000円(満12才〜26才未満の学生の方・学生証提示)
※青少年割引の対象:満 12才 ~ 26才未満・学生証提示
※学生の方は現地決済にていったんお申込みください。当日割引額にて受付いたします。
講師:味方 玄(観世流シテ方)
観世流能役者。1966 年京都生まれ。能楽師味方健の長男。
幼少より父に手ほどきを受け、1986年、故片山幽雪(人間国宝)に内弟子入門。
1991年独立。2001年『京都市芸術新人賞』、2004年『京都府文化賞奨励賞』を受賞。
2011年重要無形文化財(総合)認定。
演能の会「テアトル・ノウ」の京都・東京での定期開催をはじめ、国内外で幅広く活動。新作能の創作や古典の復曲、他ジャンルとの競演も多数。
著書に『能へのいざない』(淡交社刊)。
2022年度「第44回観世寿夫記念法政大学能楽賞」受賞。
2023年度「第42回京都府文化賞功労賞」受賞。
【お問合せはこちらから】
https://www.tpac.info/contact/
主催:一般社団法人伝統文化交流協会
後援:古典の日推進 委員会
特別協力:歌舞伎座サービス株式会社・株式会社能楽書林